温故知新
現在のコーティング市場は、ガラスやセラミックなどと呼ばれる大げさな言葉遊びと、主にディーラーなどで行われる曖昧な保証というシステムで、コーティングの本質とはかけ離れた「大きな勘違い」が蔓延っています。
どのようなコーティングでも、一度塗っただけで何年も効果が持続するようなコーティングはこの世に存在しません。コーティングという概念が生まれた40年くらい前は「一年間ノーワックス」と言われていました。これまで新たな原料が開発され様々な組み合わせで数多くのコーティングが販売されてきましたが、現在でも1年は正しい基準値だと考えます。
ゴルバセラミックコーティングは、年中雨ざらし日ざらしで毎日の足として使用する愛車を、いかにして洗うだけで綺麗長持ちを実現させられるかを徹底追及し、現場施工歴三十年以上のこだわり現場職人とケイ素化学専攻の博士がタッグを組み研究開発した、四季のある日本に最適な国産のコーティングとなっています。

ガラスコートの弱点を克服
ゴルバシリーズの全ては、ガラスコーティングの最大の弱点であった雨染みスケールの固着を大幅に激減させる基本膜性を実現。

フッ素による高い防汚性
ゴルバセラミックコーティングは現在入手困難となっているフッ素をおしみなく使用し汚れに強い膜性の根拠としています。

強力な撥水と撥油性
膜内に分散された強力なフッ素による撥水と撥油性能は長期にわたり滑り落ちる水弾きを実現し汚れを固着させません。

気持ち良き滑り性
ゴルバセラミックコーティングは適切な滑り性を付与することで摩擦による傷を軽減し、洗車機洗いにも対応しています。

ゴルバ セラミックコーティング
コーティング剤はあくまでも材料です。どのようなコーティングであっても、塗る環境や人または車両によって全て同一になるものではありません。ゴルバシリーズでは、単一の材料を売るといった手法ではなく、お客さまや車両状態、さらに使用保管状況からお手入れの手法・頻度などをお聞きし、最適なコート材料の組み合わせによる結果の追求とアフターフォローをご提案しています。
コーティングとは?
コーティングの基本的な概念は、面倒でデメリットしかない旧来のワックスを掛けをせずに、洗車だけで愛車の綺麗を実現させるための単なる「お助けアイテム」なんですがね~~ いつの間にか何年も持つ魔法の薬みたいな扱いになっちゃってます。コーティング初期のポリマーコーティングやペイントシーラントなどの油脂系コーティングの頃は正直に「1年ノーワックス」と宣伝していました。
2000年くらいを境にガラスコーティングと呼ばれるコート剤が発売され、ガラスという言葉のイメージから硬くて強くて長持ちすると思い込みが始まり、販売元の不十分な説明や、施工店の勉強不足から勝手解釈されるようになって、かなり間違った思い込みが蔓延しています。
ガラスコーティングとは?
ガラスコーティングとは、主にシロキサンやシラザンなどのシリコーン(Si=ケイ素)を主成分としたコート剤で、ガラスというネーミングですが、窓ガラスのようなガラス膜になるものではありません。膜となって塗装表面に固着する主たる成分がSiなので、雨ジミスケールが固着しやすいという宿命からは逃れようがありません。
プロ仕様のガラスコーティング剤は、空気中の湿気によって時間とともに硬質プラスティックのような薄膜を形成します。塗装よりも硬い薄膜となりますが、良くてもわずか数ミクロンの被膜なので、基本的には塗装の硬さに比例してしまい、硬さによって塗装を守るという考えからは程遠い結果となってしまいます。
セラミックコーティングとは?
セラミックコーティングもガラスコーティングと同じく、セラミックス(陶磁器や包丁とかスペースシャトルの外壁など)の個体になるものではありません。現在のセラミックコーティングの多くは海外製品が主流ですが、当方のゴルバも同様で、セラミックと呼んでも間違いではない原料を使用しているコート剤なので、セラミックコーティングと呼んでいるだけであります。
ガラスコーティングは固形化と硬さを追求したものが多く(日本特有!?)、セラミックコーティングは硬さよりも「滑り性」を追求した製品が大半をしめています。いずれにせよ、ガラスとセラミックという呼称には明確な線引きはございませんので、ガラスコートのコンセプトであるものをセラミックと呼んでいるモノもあり、施工店もユーザー様も迷走しているのだと思います。
何年持つの?
どのようなコーティングであっても、すべては単に塗って拭くだけの作業で完了するものです。完成したコート膜はわずか数ミクロン、どのような成分を用いても、一度施工するだけで3年も5年も効果が持続するようなコーティング剤はこの世に存在しません!ありえません!
ただ・・・何年持つの?の質問にはいつも主語が抜けているのでガッカリします。さらに愛車の使用保管状況など、状況が様々なのにも関わらず皆さん同じ質問が・・・ 年中青空駐車で毎日の足に乗って、たまぁ~にしか洗わないんだけど、撥水とか汚れ落ちの良さとのコーティングのメリットは何年くらい持ちますかね!?とちょっと具体的に聞くだけで答えは明確になると思いますよ。
みんな口をそろえて
ええとこ1年くらいですかね
と答えます。
ただし、車庫保管やカーポート保管などで過保護にされ、週末などたまぁ~にしか乗らない愛車での効果持続年数は、過保護にすればするほど長持ちしますよね。これはコーティングの性能ではなくて・・・・ 普通に考えればわかりますよね。
何年保証ですか?
この質問の根拠はディーラーコーティングにあります。この質問にも主語がありません。主語は保証書に明確に記載されているのですがね・・・
保証の対象は 光沢 のみ
光沢と言っても何の基準もありません。基本的には目視によるチェックのみ。1年に1回の定期点検でさらに翌年1年を延長し最大が5年というシステムですが、その定期点検がパッと見のチェックのみ。汚れていようがシミだらけだろうが傷まみれだろうが関係ありません。光沢さえ失われていなければOK。あのね・・・新車から3年や5年で著しく光沢がなくなったらコーティングではなく塗装の問題でしょ!って事で、保証なんてのは「絵に描いた餅」なんですね。信じられないなら保証書の「保証対象外」のところを読めばわかります。効果の保証は一切しておりません。
さらに、ディーラーコートの悪しき販売手法は、いろんな所に小さな文字で書かれている「メンテナンスクリーナー」という存在。普段は水洗いを推奨しているのですが、水洗いで落ちない汚れはメンテナンスクリーナーを使えと書いていて、コーティングの効果をより長持ちさせたい場合は2~3か月に一度のペースで定期的に全体にメンテナンスクリーナーをお掛けくださいとさ。この作業ワックス掛けと同じ作業なんですね~。
で、ゴルバはどうなの?
そうなりますよね(笑)
コーティング膜なんて目には見えません、見えもしない膜の成分がどうのこうのと言ったところでお客さまにはワケワカメでしょう。組成ウンヌンはゴルバセラミックコートを導入時に施工店様が学ぶことであり、この点はしっかりと勉強しています。
お客さまはどのコーティングを選ぶかではなく、お客さまの情報を施工店に詳しくお伝えください。その情報により、愛車やお客さまに最適なコーティングの組み合わせ(下地処理を含む)を考えて提案することが施工店の第一の仕事だと考えています。
ゴルバセラミックコーティングは、ガラスコーティングの良きところを残しつつ、雨染みスケールが固着しやすいといったデメリットを排除し、セラミックコーティングの防汚性や滑り性などの良い部分を見出し、硬化速度が速くて使いにくいなどの施工性を改善し、愛車にも施工者にも、さらにはお財布にも優しいコーティングとなっています。
施工後は、洗車するだけ。メンテナンスクリーナーやトップコートなどの塗布は必要ありません。ただただシンプルに洗うだけ。自身で洗車ができない、したくない方は洗車機での洗いをお勧めします。
コーティングの効果持続の判定は「撥水性」が基本となります。洗車時や降雨の際に水の弾き方や流れ方を観察することが大切。施工屋はお客さんの車を見回ることはできないので、ご自身でチェックしてください。撥水性以外にコーティングの持続性を判別する手段はありません。年中雨ざらし日ざらしの車両であれば、降雨の影響を受けやすいボンネットやルーフなどの水平面は1年くらいで撥水力が減退してきます。これはどのようなコーティングでも同じです。
撥水がなくなっても単に撥水基が落ちただけでコーティング膜は残ってます・・・ と苦し紛れに言い逃れするところもありますが、コーティング膜は見て有るか無いか判別できるんですか!?と思いますよね。
News & Information
- はじめまして!はじめまして! ゴルバセラミックコーティング販売元である、和歌山県田辺市の のりもの屋 川上(かわうえ)と申し… 続きを読む: はじめまして!



